【開運カレンダー】
11月のカレンダー「紅葉シーズン」

 11月7日(水)は立冬。暦の上ではいよいよ冬に入ります。
 とはいえ今年の秋は温かい日が多く、紅葉前線も遅れているのか、東京ではまだ青葉も多い様子。それでも京都などはちょうど見頃を迎え、もみじ祭りが開催されています。

[京都府京都市]
比叡山延暦寺 もみじ祭り
10月27日(土)〜11月25日(日)
 無料抽選会、厄よけ大根炊き、「紅守(くれないまもり)」限定販売など。

嵐山もみじ祭
11月11日(日)(11月第2日曜日)
 嵐山渡月橋一帯で箏曲小督船、今様歌舞船などによる船遊びやイベントを開催。

地主神社 もみじ祭り
11月23日(金)
 舞の奉納、お火焚の神事などが行われます。

[東京都]
高尾山もみじまつり
11月1日(木)〜30日(金)
 週末にはケーブルカー清滝駅前広場でさまざまなイベントがあります。

文京菊まつり
11月1日(木)〜23日(金)
 文京区の花のイベント。湯島天神の境内に、愛好家が作った約2千株もの菊の鉢や菊人形が並びます。


 また、年末を前にしたこの時期の風物詩といえば、酉の市(お酉様)。鷲神社や大鳥神社など鷲や鳥にちなむ寺社で、11月の酉の日に行われる縁日です。今年は11月1日(木)一の酉、13日(火)二の酉、25日(日)三の酉の計3回あります。
 商売繁盛の縁起熊手を売る露店が立ち、開運招福を求める人々で賑わいます。関東を中心とした寺社に多く、東京では浅草の長國寺、鷲神社などが有名です。

11月1日(木)
一の酉
一粒万倍日*

11月2日(金)
不成就日*

11月2日(金)〜4日(日)
唐津くんち[佐賀県唐津市]
 唐津神社の秋の大祭。笛や太鼓に合わせて、勇壮華麗な14台の曳山が市内を練り歩きます。国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産。

11月3日(土・祝)
文化の日
 1946年(昭和21年)11月3日に日本国憲法が公布されたことを記念して制定された国民の祝日。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日とされます。

11月6日(火)
寅の日*

11月7日(水)
立冬
 立冬(りっとう)は二十四節気の1つで、暦上はこの日から立春の前日までが冬となります。
 
貴船神社 御火焚祭[京都府京都市左京区]
 貴船神社の御祭神は火の神様から誕生したという神話に基づいた、当社でもっとも重要な神事。全国から奉納された約1万本の護摩木をお焚き上げし、無病息災・家内安全などを祈ります。
 また、11月3日(土)から25日(日)まで紅葉ライトアップや石見神楽奉納、手作り市など「貴船 もみじ灯篭」が開催中です。

11月8日(木)
新月

11月9日(金)
巳の日+大安*

11月11日(日)
不成就日*

11月13日(火)
二の酉
一粒万倍日*

11月14日(水)
一粒万倍日*

11月15日(木)
七五三

11月17日(土)
十日夜(とおかんや)
 旧暦10月10日に行われる収穫祭。稲の収穫を感謝して、翌年の豊穣を祈ります。主に東日本に分布。
 
出雲大社 神迎祭(かみむかえさい)[島根県出雲市]
 出雲大社での神在祭に先立ち、神々をお迎えする神事。旧暦10月10日の19時、稲佐浜から出雲大社まで神幸した後、大社で神迎祭(かみむかえさい)が執り行われます。

11月17日(土)〜18日(日)
豊川稲荷 秋季大祭(鎮座祭)[愛知県豊川市]
 1日目には国家安泰・万民豊富を祈願する祈祷会、2日目には大祈祷会、両日に神輿渡御や稚児行列が行われます。境内では豊川観光物産展、骨董市、豊川いなり寿司大集合他、表参道商店街では「いなり楽市」などのイベントも開催。

11月18日(日)
寅の日*

11月18日(日)〜24日(土)
出雲大社 神在祭(かみありさい)[島根県出雲市]
 この期間、全国から集まった八百万の神が、さまざまな縁を相談する神議り(かむはかり)を行います。神在祭は一般参列不可。大国主大神との縁(えにし)を結ぶ縁結大祭は11月22日(木)と24日(土)で、今年は23日(金)にも臨時縁結大祭が斎行されます。

11月19日(月)
不成就日*

11月21日(水)
巳の日+大安*

11月22日(木)
小雪
 小雪(しょうせつ)は二十四節気の第20。少し雪が降り始める頃という意味。西洋占星術では射手座の始まりの日。

11月23日(金・祝)
満月
勤労感謝の日
 「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ための国民の祝日。元々は、新穀を神前にお供えして1年の収穫を感謝すると同時に国や国民の平和と繁栄を祈願する、神道の重要な大祭「新嘗祭(にいなめさい)」の日で、今でも伊勢神宮をはじめ全国の神社で新嘗祭が行われます。
 
高家神社 庖丁式[千葉県南房総市]
 高家(たかべ)神社は、日本で唯一料理の神様(磐鹿六雁命)を祀る神社。4世紀前半、磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)は、景行天皇にお出した料理が大変美味しいと喜ばれたことで、子孫代々、料理番に任ぜられました。庖丁式は手を触れることなく真鯛、鯉などを調理する神事で、年に3回行われます(5月17日、10月17日、11月23日)。

11月25日(日)
三の酉
一粒万倍日*

11月26日(月)
一粒万倍日*

11月27日(火)
不成就日*

11月28日(水)
天赦日*

11月30日(金)
寅の日*

【暦注・干支】
* 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):暦上、開店や出資など物事を始めるのに良いといわれる日。
* 天赦日(てんしゃにち):日本の暦の上で最上の吉日。
* 不成就日:暦上、物事を始めるのに良くないといわれる日。
* 寅の日:金運が上昇する金運来招日。財布購入・新調、旅立ちに吉。12日ごと。
* 巳の日:金運に縁起が良い日で、弁財天の縁日(12日ごと)。
  特に己巳の日(つちのとみのひ)はいつもよりご利益がある。