【開運さんぽ・神社】
浅草・三社祭

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浅草の街全体が熱く燃え上がる三社祭

 去る5月18日(金)〜20日(日)は、浅草神の三社祭でした。深夜に雨が一時降ったものの、昼間は晴天で神輿日和。ちょうど居合わせた外国人観光客たちも喜んで見学していました。

 三社祭についてはこちら。
参考記事:【開運歳時記】浅草・三社祭(2017.05.21.)

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三社祭にはお神輿が大集合!

 神社のお祭りで出る神輿(みこし)は“神様の乗り物”です。普段は本殿に静まっているご祭神の御神霊を移し、氏子町内を巡行したり御旅所へ渡御したりします。
 神社が所有しているのが本社神輿(神社神輿・宮神輿)で、氏子町会が所有・管理しているものを町内神輿と呼びます。

 浅草神社には、一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮と呼ばれる3基の本社神輿があります。浅草神社のご祭神は土師真中知命(ハジノマツチノミコト)、檜前浜成命(ヒノクマノハマナリノミコト)、檜前武成命(ヒノクマノタケナリノミコト)の三柱で、それぞれの御神霊が移されます。

・一ノ宮
屋根の飾り;鳳凰
御神霊:土師真中知命
渡御町会:東部12ヶ町(花川戸、浅草馬、浅草象潟、猿若、聖天など)

・二ノ宮
屋根の飾り;擬宝珠
御神霊;檜前浜成
渡御町会:西部16ヶ町(浅草二、芝崎、西浅草三、千束、堤など)

・三ノ宮
屋根の飾り;擬宝珠
御神霊;檜前武成
渡御町会:南部16ヶ町(仲見世、浅草中央、寿、駒形、雷門など)


 浅草神社の氏子町会は44ヶ町。三社祭ではそのすべての町会神輿、子供神輿が繰り出すので、街のあらゆるところでお囃子が聞こえ、担ぎ手衆がウロウロしています。
 今年は浅草南部のあたりを散策してみました。19日(土)は町内神輿、20日(日)は本社神輿(三ノ宮)です。

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 お神輿を上げる(肩に担ぐ)、下げる(肩から降ろす)とき、合図に拍子木を打ちます。このことを「木(き)を入れる」と言います。

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 町内を巡行してきた町内神輿は、最後に浅草神社に渡御します。
 
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三社祭のクライマックス!本社神輿の宮出し・宮入り 
 
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 残念ながら最後の宮入りは見られませんでしたが、三社祭の熱気を目の当たりにした2日間でした。