【開運さんぽ・神社】
富岡八幡宮で夏越大祓

 今年も半年が過ぎました。先の6月30日には、全国の神社で夏越大祓(なごしのおおはらえ)が斎行されました。
 夏越大祓とは、この半年の間の穢れや厄などを清め、これからの半年間の無事を祈る神事です。半年後の12月31日には同様に年越大祓(としこしのおおはらえ)が行われます。

<参考記事>

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 ここ数年、夏越大祓は江東区の富岡八幡宮で参加しており、今年は他のところに行こうと思っていたのですが、諸般の事情でやはり富岡八幡宮に行くことになりました。
 今回は早めに門前仲町に到着し、まず深川不動堂の護摩祈祷に参列。本堂でいろいろお参りなどをしていたら思いのほか時間がかかり、慌てて富岡八幡宮へ移動しました。

 富岡八幡宮では4年後に東京オリンピックに向けて、参道入口の整備や手水舎の改装工事が進められています。大鳥居の前はすでに工事が完了し、白い敷石がきれいに敷かれ、夜間照明の設備(LEDだそうです)も整備されていました。

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 大祓式の前に形代(かたしろ)で穢れを祓っていただく準備をします。形代に名前と年齢を記入。身体を左右左と3回なで、息を3回吹きかけたら、神社にお納めします。
 受付で志をお納めして、式次第や切麻(きりぬき)などを受け取ります。

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 午後3時ちょうど、夏越大祓の始まりです。境内には笹を立てて結界を作ってあり、そこが式場となります。宮司や神職に続いて、一同も茅の輪を3回くぐり、式場に着きます。

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 以下、富岡八幡宮での式次第です。 
・切麻を領つ
・宮司祓を仰す
・権宮司大祓詞(おおはらえことば)を宣る
  宮司と一緒に大祓詞を唱えます。神様に対する感謝と願い事の言葉です。
・諸員切麻を執りて祓う
  切麻を左右左の順に身体に振りかけて、穢れを祓います。
・大麻を執りて天の下を祓う
  宮司が大麻(おおぬさ)を振って社会全体の祓えを行います。
・祓物(はらえもの)を執りさき大麻にて祓う
  昔は貴重だった布を切り裂くことでお祓いします。

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・宮司挨拶、神職退下

 30分ほどで大祓式は終了です。その後、本殿に移動し、一緒に二礼二拍手一礼して拝礼。本殿を出るときにお神酒、大祓のお守りとお供物(ペットシュガー)を頂きました。
 
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 これで気分スッキリ。今年後半も頑張りましょう!



<参考記事>