【開運カレンダー】
4月のカレンダー「牡羊座」

 旧暦の4月は卯月。
 この「卯」は十二支の「うさぎ」ではなく、卯の花(ウツギの別名)が咲く頃だからという説があります。また、おから(豆腐を製造工程で出る大豆の搾りかす)を「卯の花」とも呼ぶのは、白くふわふわしたウツギの花に似ているからだそうです。

 西洋占星術では春分の日(今年は3月20日)から4月20日頃までが牡羊座。牡羊座は12星座のトップであり、太陽が牡羊座に入ることで新年になります。春分の日は、占星術を楽しみ広げていくための「国際占星術デー」にもなっています。

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4月1日(金)〜8日(金)
成田山花まつり[千葉県成田市]
 お釈迦さまの生誕を祝う花まつり。3日(日)には成田山表参道で祝賀パレードが行われます。

4月2日(土)
一粒万倍日*

4月3日(日)
橿原神宮 神武天皇二千六百年大祭[奈良県橿原市]
 今年、御祭神の神武天皇の崩御2600年を迎えて斎行される祭典(3日正午〜17時は神事のため参拝できません)。また、境内のライトアップやコンサートなど、さまざまな奉祝行事が予定され、御本殿桧皮屋根の葺替え工事など記念事業も進行中です。

4月4日(月)
清明
二十四節気の第5。清々しく明るく美しい頃、という意味。

4月7日(木)
新月

4月8日(金)
花まつり
 お釈迦さまの生誕を祝う花まつり(灌仏会)が全国の寺院で行われます。お釈迦様が生まれたとき、龍王が甘露の雨を降らしたという故事により、誕生像に甘茶をかけてお祝いします。お釈迦様は生まれてすぐ天と地を指差し、「天上天下唯我独尊」と言われました。そのときの姿を立像にしたのが誕生仏です。

4月8日(金)〜4月10日(日)
大神神社 春の大神祭(おおみわさい)
 日本最古の神社といわれる大神神社(おおみわじんじゃ)の例祭。神輿渡御、神楽奉納、後宴能などが行われます。

4月9日(土)
第14回 浅草観音うら 一葉桜まつり「江戸吉原おいらん道中」[東京都台東区]
 絢爛豪華な衣装に身をつつんだ太夫(たゆう=おいらん)がお付きを引き連れて、一葉桜小松橋通りを練り歩きます。

4月10日(日)
地主神社 えんむすび祈願 さくら祭り[京都市東山区]
 縁結びで有名な地主神社で、桜の美しさを祝い、良縁を祈願する春の祭典。白川女による献花式、句朗詠、謡曲奉納、開運こづちの無料授与などがあります。

4月12日(火)
一粒万倍日*

4月12日(火)〜4月15日(金)
日吉大社 山王祭[滋賀県大津市]
 山王総本宮・日吉大社の例祭で、湖国三大祭の一つ。午の神事、花渡り式、山王七社の神輿による船渡御などが斎行されます、

4月13日(水)〜4月15日(金)
熊野本宮大社 例大祭[和歌山県田辺市]
 熊野本宮大社の例祭。本殿祭は15日で、神輿渡御などのほか、大斎原(おおゆのはら)にて斎庭神事と柴燈護摩が執り行われます。

4月15日(金)
一粒万倍日+大安*

4月16日(土)〜5月5日(木・祝)
亀戸天神社 藤まつり・学業講祭[東京都江東区]
 境内の藤は創建当時からの名物で、藤の花が咲くのに合わせて藤まつりが開催されます。同時期に学業上達と身体安泰を祈願する学業講祭も開催されます。

4月18日
大神神社 鎮花祭(薬まつり)
 平安時代、春の散る花に乗って疫神が分散して流行病を起こすとされ、これを鎮める「花鎮めの祭り」が大神神社と狭井神社で行うよう「大宝律令」で定められました。鎮花祭は今も続き、医薬業関係者が多く参列します。

4月20日(水)
穀雨

4月21日(木)
湯汲み式[静岡県伊豆市]
 修善寺温泉の発祥である「とっこの湯」は、弘法大師が独鈷によって湧出させたという伝説があります。それに由来する感謝祭で、僧侶が汲んだ湯を修禅寺本堂の大師霊前に献湯します。パレードなどもあります。

4月22日(金)
満月

4月24日(日)
一粒万倍日*
松尾大社 神幸祭[京都市西京区]
 酒の神様と知られる松尾大社の例祭で、松尾祭とも呼ばれます。6基の神輿が桂川を舟で渡り、右京区と下京区の御旅所まで巡幸します。

4月25日(月)
大阪天満宮 鎮花祭[大阪市北区]
 大阪天満宮で行われる鎮花祭。舞楽・神楽、演舞などさまざまな催しが開催されます。

4月26日(火)
天赦日*

4月27日(水)
一粒万倍日+大安*

4月29日(金・祝)
昭和の日
 元々は昭和天皇の「天皇誕生日」でしたが、昭和64年(1989年)1月7日に昭和天皇が崩御されたことで「みどりの日」という祝日になりました。平成19年(2007年)、「みどりの日」は5月4日に移動し、4月29日は「昭和の日」と変更されました。
 
4月30日(土)〜5月6日(金)
大國魂神社 くらやみ祭[東京都府中市]
 大國魂神社の春の例大祭。山車の競演、競馬式など多くの祭典や行事があります。5日の例祭では18時から8基の御輿による御輿渡御が始まり、夜半までさざまざまな神事が続きます。


* 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):暦上、開店や出資など物事を始めるのに良いといわれる日。
* 天赦日(てんしゃにち):日本の暦の上で最上の吉日。
  不成就日:暦上、物事を始めるのに良くないといわれる日
(2016年4月は3日、7日、15日、23日)