【開運カレンダー】
10月のカレンダー「神無月と神在月」


 旧暦10月は神無月(かんなづき、かみなしづき)。
 全国の八百万の神々が出雲の国に集まるために出かけるため神無月と呼ばれますが、出雲では逆に「神在月(かみありづき)」と言います。
 出雲大社での神事は旧暦で行われるため、実際に始まるのは11月21日から。11月22日・26日・28日の神在祭を中心に、さまざまな行事が12月7日まで続きます。

 10月の季語は、秋晴れ、秋高し、初紅葉、松茸、新米、新酒など。今まで様子見だったような秋が、本格的に深まっていきます。

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10月1日(木)〜10月3日(土)
宗像大社 秋季大祭(田島放生会)[福岡県宗像市]
 宗像大社の秋の大祭。1日の「みあれ祭」は130隻もの船団による海上神幸、2日は流鏑馬神事、3日には高宮神奈備祭など、さまざまな神事が行われます。

10月6日(火)
一粒万倍日*

10月7日(水)〜10月9日(金)
長崎くんち[長崎県長崎市]
 長崎の氏神様である「諏訪神社」の秋季大祭。町ごとに華麗な踊りや演し物を奉納します。諏訪神社境内はじめ4ヵ所の踊場(有料)のほか、市内あちこちで「庭先回り」を見ることができます。国指定重要無形民俗文化財。

10月8日(木)
寒露
 十二節句の一つ。草の露が冷気で凍りそうになる頃。

10月9日(金)
一粒万倍日*

10月9日(金)〜10月10日(土)
秋の高山祭(八幡祭)[岐阜県高山市]
 櫻山八幡宮の例祭。11台の華麗な屋台が飛騨高山の町へ繰り出します。屋台の華麗な彫刻や装飾、布袋台(ほていたい)の巧妙なからくり人形は見物です。国指定の重要有形・無形民俗文化財。

10月9日(金)〜10月11日(日)
金刀比羅宮 例大祭[香川県琴平町]
 8月31日から例大祭のさまざまな神事が続けられていますが、特に10月10日は年に一度、大神様が琴平山の麓の門前町に下りられる「お下がり」の日。午後9時から数百名による御神輿渡御が行われます。

10月12日(月・祝)
体育の日
一粒万倍日*

10月13日(火)
新月

10月15日(木)
熊野大社 鑽火祭(きりびまつり)[島根県松江市]
 出雲大社の「古伝新嘗祭」に使用する神火をおこす火鑽臼(ひきりうす)と火鑽杵(ひきりぎね)を送り出す特殊な神事。その際、亀太夫と称する神職が、出雲大社が納める餅の出来ばえについて苦情を口やかましく言い立てます。

10月16日(金)〜10月17日(土)
日光東照宮 秋季大祭[栃木県日光市]
 日光東照宮の例大祭。16日は神事流鏑馬、17日は総勢約1200名による神輿渡御祭「百物揃千人武者行列」が執り行われます。特に今年は徳川家康公の400年回忌にあたり、四百年式年大祭として多くの行事が1年を通して行われています。

10月17日(土)〜10月18日(日)
川越まつり[埼玉県川越市]
 川越氷川神社の例大祭(10月14日)に続く神幸祭が、現在の「川越まつり」の起源。10ヶ町の絢爛豪華な山車が巡行します。江戸の天下祭りの様式を残しているということで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

10月19日(月)〜10月20日(火)
京都ゑびす神社 二十日ゑびす大祭(ゑびす講大祭)[京都市東山区]
 「えべっさん」として親しまれている商売繁盛の神様。「二十日ゑびす大祭」は江戸時代、京の商人が1年間の商売繁昌への御礼参りを行ったのが起源。福徳の福笹、次年度の暦や干支絵馬などが授与されます。20日には生間(いかま)流包丁式の奉納もあります。

10月21日(水)
一粒万倍日+大安*

10月24日(土)
一粒万倍日*
霜降
 霜降(そうこう)は十二節句の一つ。寒くなり朝には霜が降り始める頃という意味。西洋占星術の天蠍宮(さそり座)の始まりの日でもあります。

10月27日(火)
満月


* 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):暦上、開店や出資など物事を始めるのに良いといわれる日。
* 天赦日(てんしゃにち):日本の暦の上で最上の吉日。
  不成就日:暦上、物事を始めるのに良くないといわれる日
(2015年10月は8日、13日、21日、29日)