【開運さんぽ・神社】
亀戸天神社
かめいどてんじんしゃ

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●学問の神様、菅原道真公を祀る天神様
 東京の下町、江東区の亀戸に鎮座する亀戸天神社は、菅原道真をご祭神とし、「亀戸天神」「亀戸天満宮」とも呼ばれ親しまれている下町の天神様です。ちなみに「亀戸」は「かめど」ではなく、「かめいど」と読みます。
 湯島天満宮(文京区)、谷保天満宮(国立市)と共に、関東三大天神、あるいは江戸三大天神に数えられています。

 菅原道真は平安時代の貴族ですが、優れた学者・漢詩人であったため「学問の神様」としても崇められています。道真公を主祭神とする天満宮には、受験シーズンとなると多くの受験生が合格祈願に訪れます。
 また、飛梅伝説などがあるように梅を愛したため、その神紋は梅であり、境内にもたくさんの梅が植えられています。
 さらに牛ともさまざまな逸話があり、牛は神使(みつかわしめ)とされ、撫牛(なでうし)の像がよく置かれています。

 亀戸天神社の創建は江戸時代。正保3年(1646年)に九州の太宰府天満宮の神官、菅原大鳥居信祐公(菅原道真の末裔)が、神のお告げによって天神信仰を広める旅に出発。諸国を巡った後、本所亀戸村にあった天神様にご神像をお祀りしました。
 4代将軍・徳川家綱は天神様を信仰し、現在の社地の寄進もしています。

 当初は、東宰府天満宮あるいは亀戸宰府天満宮と称していましたが、明治6年に亀戸神社、昭和11年に現在の亀戸天神社と社名が変わりました。

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●心を清める3つの橋を渡ってご本殿へ
 赤い大鳥居をくぐると、正面に太鼓橋が見えます。
 亀戸天神社の境内には九州の太宰府天満宮を模して、大きな心字池と3つの橋が造られています。3つの橋それぞれに意味があり、最初の太鼓橋(男橋)は今までの過去、次の平橋(ひらばし)は今が見える現在、2つめの太鼓橋(女橋)は未来を表し、橋を渡るごとに心が清められるのだそうです。

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 太鼓橋は意外に高く、橋の頂上からは境内や本殿、さらに東京スカイツリーまでが一望できます。
 本殿や心字池、太鼓橋などは寛文2年(1662年)に造営されたものです。

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 本殿の左側に神牛殿があり、牛の像が座っています。この神牛に触ると病気が治り、知恵が授かるといわれています。
 そのほか境内には、御嶽神社、弁天社、花園社などの摂末社、松尾芭蕉句碑や燐寸塚(マッチづか)など石碑が100基以上もあります。

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●四季折々の神事と花を楽しむ
 1月24日・25日の「うそ替え神事(うそかえしんじ)」では、鷽(うそ)という鳥を模した木製の「うそ鳥」が授与されます。翌年、新しいうそ鳥と替えることで、それまでの悪いことをすべて「うそ」にして、開運を得られるという縁起物です。
 鷽は太宰府天満宮のお祭りのときに害虫を駆除したことで、天神様とご縁がある鳥だそうです。

 また、亀戸天神社は江戸時代から「藤の名所」として有名で、浮世絵にも描かれています。
 境内にはさまざまな花木が植えられており、花の時期には各種行事が開催されます。

2月上旬〜3月上旬 梅まつり
4月下旬〜5月上旬 藤まつり
10月下旬〜11月下旬 菊まつり

 花の見頃は各まつりのちょうど中頃。ただ、まつりが終わっても名残の花が残っています。混雑を避けるには、時期を少しズラすといいでしょう。
 ちなみに今年2015年の梅まつりは3月15日までです。

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亀戸天神社 かめいどてんじんしゃ
住所:東京都江東区亀戸3-6-1
電話:03-3681-0010
ホームページ:http://kameidotenjin.or.jp
最寄り駅:
JR総武線「亀戸」駅(北口) 徒歩15分
JR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅(北口)徒歩15分

ご祭神:
天満大神(菅原道真)

東京十社
関東三大天神(江戸三大天神)