【開運カレンダー】
2月のカレンダー「節分」

 2月4日は立春。気候的には寒さが一番厳しいときですが、暦の上ではこの日から春になります。旧暦では立春が一年の始めとされ、暦はこの日から数えます。
 立春の前日が節分です。節分とは「季節を分ける」日であり、本来は立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日のこと。今は立春前日だけが残ってしまいました。
 季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられたため、それを追い払う行事「豆まき」が全国の寺社や家庭で行われます。
 また、「立春大吉」という厄除けの御札があるそうです。これは元々、禅寺で立春の朝に入口に「立春大吉」と貼る習慣から来ているそうです。

20150128_P1288233


2月3日(火)
節分
 全国の寺社で節分絵・節分祭が営まれます。
 西新井大師[東京都足立区]では、古いダルマをお焚き上げするダルマ供養が行われます。

2月4日(水)
満月・立春

2月6日(金)
一粒万倍日+大安

2月8日(日)
事始め
 年神様を迎える正月行事をすべて終え、農作業の一年の仕事を始めたり、日常生活に戻る日とされます。事八日(ことようか)とも言います。

2月11日(水・祝)
建国記念日・初午・一粒万倍日
 初午(はつうま)とは、2月最初の午の日。
 711年(和銅4年)のこの日に、京都・伏見稲荷大社にご祭神(宇迦御霊神)が降り立ったとされ、全国の稲荷神社で五穀豊穣、商売繁盛、開運などを祈願する初午祭が行われます。
 午は時刻でいうと正午にあたり、運気の高い日ともいわれます。

2月15日(日)
涅槃会(ねはんえ)
 お釈迦様の命日。お釈迦様は紀元前383年のこの日に80歳で亡くなられたといわれます。各寺院では法要が営まれます。

2月18日(水)
一粒万倍日+大安

2月19日(木)
新月・雨水
 雨水(うすい)とは二十四節気の一つ。雪が雨に変わり、氷が水に変わる頃という意味です。だんだん春の予感が感じられるようになります。

2月21日(土)
西大寺 会陽[岡山県岡山市]
 500年以上続く修正会結願の行事。「はだか祭り」とも呼ばれ、2本の宝木(しんぎ)を数千人の裸の男たちが奪い合う奇祭。

2月23日(月)
一粒万倍日+大安

2月25日(水)
北野天満宮 梅花祭[京都府京都市]
 この日は菅原道真公の命日であり、そのご遺徳を偲んで開かれる祭典。境内には梅の花が咲き、野点の席などが行われます。

2月25日(水)〜26日(木)
黒石寺 蘇民祭[岩手県奥州市]
 災厄を払い、五穀豊穣を願うはだか祭り。裸の男たちが厄除けの蘇民袋の奪い合います。


* 一粒万倍日:暦上、開店や出資など物事を始めるのに良いといわれる日。
* 天赦日(てんしゃにち):日本の暦の上で最上の吉日。
  不成就日:暦上、物事を始めるのに良くないといわれる日
(2015年2月は2日、10日、18日、21日)