昼と夜の長さが同じ日で、これ以降、夜が長くなっていきます。
秋のお彼岸の中日であり、国民の祝日。
国民の祝日に関する法律(祝日法)では、
秋分の日を「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日と定めています。
ちなみに3月21日(または20日)の春分の日も、春のお彼岸の中日ですが、
こちらは「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日になっています。
彼岸は、春分の日と秋分の日を真ん中の「中日」として、
それぞれ前後3日間の7日間を指します。
初日が「彼岸の入り」、終日が「彼岸の明け」です。
では、なぜお彼岸にお墓参りなどを行なうのでしょうか。
お彼岸に彼岸とは「むこう岸」。
私たちが住んでいるこの現実世界「此岸(しがん)」に対して、
仏様やご先祖様がいらっしゃる浄土のこと。
彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、
春分と秋分には太陽が真西に沈むことから、
先祖を供養し、極楽浄土に行くことを願うようになりました。
この時期は爽やかな秋晴れの日がありますので、
お墓参りをして故人に会いに行くのもいいですね。
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